僕の息子は、まだよちよち歩きで本当にかわいいです。
いろんなものをひっくり返したり、突然泣き出したり大変な事もありますが、
一緒に過ごせるのは本当に幸せです。
そんな息子と電車の広告から興味を惹く事の重要性を学びました。
『単純に人間って面白いな』って思ったわけです。
先週、電車のつり革広告を見ていると、
こんな興味を惹くキャッチコピーが目に飛び込んできました。
犯人は、父である私でした。
キャッチコピーは、太字で本文は小さくなっていましたが、
犯人は父・・・?なんの犯人?
という思考になり、気がついたらドンドン小さい文字を読んでしまいました。
横長の帯状の広告で、最終的にトイレの便座の広告だというのは、
気が付くんですが、実は、広告の左には、トイレの画像があったんです。
しかし、画像を見ていても、犯人は、父である私でした。というキャッチコピーが目に飛び込んできたら、
犯人が誰なのか気になって本文(小さい文字)を読んでしまいますね。
犯人は父! というワードには、
子を持つ親なら、確実に食いつくワードだと思います。
本文では、小便を立ってしてると700滴も外に出していて、
ニオイや汚れの原因になっていると気が付かせるものなんです。
嫌なニオイや汚れの犯人は父ですよ。
と言うものです。
興味を持たすという事で思い出したのが、
子供と遊んでいる時の事です。
僕の息子は、まだよちよち歩きの段階なんですが、
おもちゃに優先順位というか、
遊びたいランキングみたいなものがあるんです。
このおもちゃがあったら、確実にそこにダッシュするものです。
1位は、僕のスマホです。
2位は、テレビのリモコン
例えば、使わなくなったテレビのリモコンをおもちゃとして、
渡しても、ゼンッ ゼン 遊ぼうとしないんです。
しかし、僕達が操作しているリモコンには、
凄く興味津々です。
使ってるリモコンと使っていないリモコンの違いがあるとすれば、
僕らの真似をしたいとか以外に、希少性があるかないかがあげられます。
どういう事かというと、僕か嫁がいないと触れないという事です。
いつでも遊べるものは、後からでも遊べるけど、
今じゃないと遊べない希少性があるんだと思います。
そう考えると、スマホを見つけて目をキラキラさせて、
スマホに飛びつくのも納得です。
僕は、よほどの事が無い限り、スマホを息子の手の届く範囲に置かないので、
目に触れることすら稀です。
ですから、見つけたらスマホまで一直線に進んできます。
手に取るとスマホをハムハムするので、本当に恐いんですが、
小さい息子にとっては、知ったことではありません。
ようやく手に入れた、めったに触れられないおもちゃなんですから、
ハムハムしたいし、投げたいし、フリフリしたいんです。
なかなか触れないと、気付かせる。
気づかせる。
これが重要なんです。
子供に対しては、なかなか触れないと気が付かせる。
(触ってはダメとしつける)
トイレの広告では、お父さんが家のトイレを汚してる。
と気が付かせる為に、犯人というちょっと過激なワードを使っています。
誰しも、これが欲しい!っていきなりならないものです。
こういうものがあれば良いなと、気がついて興味があれば、
購買意欲が湧いてくるんです。
例えば、電車の広告のトイレは、泡を発生させるので、
水弾き(小便の飛び散り)を防ぐと謳っています。
出典:https://sumai.panasonic.jp/toilet/alauno/alauno_s2/
しかし、電車の広告に『泡で小便の飛び散りを抑えます。』
と、機能的な事を言われても、
そういうものを待ってたという人間以外は反応しません。
しかし、トイレをあなたが汚しているので、
家族は迷惑していますよ。
『家族のために必要かも!?』
と、気が付かされると、興味や購買意欲がわきます。
先程も言いましたが、欲しいという状態は、
実は気付きから入ることが大半です。
例えば、雨が降っているだけでは、傘を購入しようと思いません。
建物の中にいたら必要ありませんからね。
しかし、外に出て傘がないとビショビショに濡れると気がついて、
『濡れたくないから傘が欲しい』と考え行動します。
雨が降ったら、傘が必要とはならないんです。
傘がないと濡れてしまうと気がついたから必要と感じたんですね。
僕だったら、子供の頃に父親と遊んだ覚えが殆どないんです。
父親は、早朝から夜遅くまで働いて、休みの日はグッスリ寝る。
というスタイルだったからです。
だから自然と僕は、子供と過ごす時間を長くするには、どうすればいいのか?
自宅で出来る仕事があれば出来るのでは?
その為には、どんな事を学べば良いのか?
と考えるようになって、今に至るというわけです。
『子供と過ごす時間を長くするには、
会社員として、働いていては難しい。』
と、気がついた事から始まったんです。
つまり、家族を優先できる人生を、
手に入れたいと思ったからです。
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