こんにちは、タダノです。
今日も訪問してくださってありがとうございます。
今回は、三つあるメンタルブレーキの中から
多くの人が一番苦しみやすい
完璧主義のブレーキ
について、わかりやすく解説していきます。
このテーマはよく聞く言葉ですが、
実はほとんどの人は「完璧主義」の本当の意味を知りません。
単なる性格の問題ではなく、
心の深いところで働いている防衛反応なんです。
今日は、いつも言われるような
ちゃんとしよう
完璧に準備しよう
という表面的な話ではなく、
もっと違う角度から、根本の部分に触れていきます。
完璧主義のブレーキとは何か
心が動けなくなる本当の正体
完璧主義という言葉はよく使われますが、
本当はもっと深い背景があります。
それは
準備が全部整っていないと動けない
必要な情報が全部そろってからでないと始められない
手順がわからないまま行動するのは不安
という気持ちの強さが原因です。
つまり
全部把握できていないと不安
失敗しそうで怖い
誰かに見られて恥をかきたくない
と心が感じてしまうため、
行動が止まるんです。
この反応は性格ではなく
あなたを守るための防衛本能です。
だから、悪いわけではありません。
むしろ
あなたは誠実で、優しくて、丁寧に生きたい人
だという証拠でもあります。
完璧主義が強すぎると起きること
準備だけが進み、いつまでもスタートできない
完璧主義のブレーキが強く働くと
次のようなパターンが生まれます。
情報を集める
準備する
さらに準備する
また情報を集める
でも、始まらない。
頭の中では
もう少し準備しないと
まだ足りない
もっと情報が必要
と思ってしまい、
いつまで経っても「最初の一歩」が踏み出せません。
結果として
ビジネスではお客様ウェルカムの状態が作れない
作品づくりではお披露目ができない
発信では初投稿ができない
という状況に陥ります。
この状態が続くと
自分はダメなんじゃないか
向いていないのかも
と自己肯定感が下がり、
さらに動けなくなるという負のループに入ってしまいます。
なぜ荒削りでスタートできないのか
そこに隠れているのは「恥ずかしさ」
完璧主義の根っこには
未完成のものを見せるのが恥ずかしい
価値の低いものにお金をもらうなんて申し訳ない
自分にはまだ実力がない
という思いが深く関わっています。
この気持ちはとても理解できます。
実力不足を見られたくないというのは
誰にでもある自然な感情です。
でも、実はこれこそが
行動のブレーキを強くしてしまう原因なんです。
完全な状態でないと動けない
完璧じゃないと価値がない
こう思い込むことで
本来ならすぐにできる小さな行動まで
止まってしまいます。
成功とは「修正の連続」でしかない
最初から上手くいく人はいない
ここで大事な話があります。
成功は
一撃でバチッと決まるものではありません。
最初から完璧にできる人はいません。
成功している人ほど
失敗
修正
改善
の繰り返しで成長しています。
つまり
量をこなすから質が上がる
ということなんです。
最初から質を求めると、
その瞬間に心が止まります。
質は「後からついてくるもの」。
最初は荒削りでいい。
粗いスタートでもいい。
とにかく動くことが大事なんです。
無料よりも有料で数をこなす理由
「価値の循環」が起きると成長が桁違いに早くなる
よく私が
無料よりもワンコインでもいいから有料でやった方がいい
と言っているのは理由があります。
無料だと
相手は対価を払っていないので成長につながりにくい
レビューも甘くなる
自分の価値が育たない
ということが起きるからです。
対して有料だと
相手が本気で向き合ってくれる
改善点をしっかり教えてくれる
自分の自信につながる
という「価値の循環」が起きます。
これが成長を大きく加速させるんです。
だから最初は
五百円
千円でもいいんです。
大事なのは
お金をいただいて提供する
という経験そのものです。
情報を集めるだけで終わらせない
必ず「行動につなげる流れ」を作る
完璧主義の人ほど
情報収集が得意です。
不安を減らすため
失敗を避けるため
事前に準備したい気持ちが強いためです。
でも、情報を集め続けるだけでは何も変わりません。
そこで必要なのが
情報を行動の材料に変える
という意識です。
三日間情報収集したら
四日目は計画作り
五日目から行動開始
というように
情報から行動までの流れを一つのセットにします。
今はAIがあるので
計画づくりも簡単にできます。
必要な情報は何ですか
必要なステップは何ですか
一週間で進める方法を教えてください
とAIに壁打ちしながら、行動に落とし込んでいけば大丈夫です。
完璧主義をゆるめるための結論
荒削りで始める
期限を決めて動く
この二つだけでいい
完璧主義は悪ではありません。
むしろ
物事を良くしたい
高いクオリティで届けたい
という深い愛と誠実さから来ています。
ただ、
行きすぎるとブレーキに変わってしまう
というだけなんです。
だから
荒削りでいいからスタートする
期限を決めて行動する
この二つを意識するだけで
完璧主義は優しい力に変わります。
何度も言いますが
量が質を育てます。
完璧なスタートは必要ありません。
あなたの一歩が、未来のすべてを動かします。
今日のお話は書籍でもさらに深く解説しています。
気になる方はぜひ読んでみてください。
あなたの未来が軽くなるきっかけになりますように🌈
