こんにちは、タダノです。
今日も訪問してくださって、本当にありがとうございます。
今回のテーマは
失敗が怖い
過去の経験を思い出し、足がすくむ
挑戦したいけど動けない
という時に働く
失敗恐怖ブレーキ
についてです。
心の中にあるこのブレーキは、決して悪者ではありません。
むしろ、あなたを守ってきたとても優しい機能なんです。
この話は
新しい一歩が踏み出せない
挑戦しようとすると体が止まる
怖さに押されて動けない
そんな経験のある方にこそ、特に読んでほしい内容です。
失敗恐怖ブレーキが生まれる理由
優しい人ほど痛みをよく知っているから
まずお伝えしたいのは
失敗が怖い
挑戦がつらい
この気持ちは、弱さではないということです。
むしろ
優しい人だからこそ
痛みを知っている人だからこそ
このブレーキは強く働きます。
過去に勇気を出したのにうまくいかなかった
期待していた結果と違って落ち込んだ
誰かの言葉に傷ついた
こうした経験は、誰にでもあります。
そしてその時の
孤独
屈辱
悔しさ
悲しさ
この感情が、心の奥に残ってしまうんです。
そのため脳は
挑戦すると傷つく
また同じことが起きるかもしれない
と判断し、あなたを守るためにブレーキをかけます。
だから、失敗恐怖ブレーキは敵ではありません。
あなたを守るために、ずっと働いてくれていた味方なんです。
失敗そのものではなく
「その時の感情」を私たちは恐れている
人が恐れているものは
挑戦そのものではなく
その時に味わった感情です。
否定されたらどうしよう
恥をかいたらどうしよう
また孤独を感じるかもしれない
笑われたらどうしよう
その“感情”が怖い。
だから心は
挑戦イコール危険
と誤学習してしまいます。
でもこれは自然な反応です。
人は危険を避けるようにできているからです。
この仕組みを知るだけで
「動けない自分は弱い」という思い込みはスッと消えていきます。
では、どうやって失敗恐怖ブレーキをゆるめていくか
最初のステップは“恐れの理解”
ブレーキを解除する第一歩は
恐れを消そうとすることではありません。
まず
私は何が怖いんだろう
どんな痛みから自分を守ろうとしているんだろう
と理解することです。
理解するだけで心は落ち着きます。
これは「受け入れる」と言われる状態です。
この時、二つの自分がいます。
変わりたい
もう一度挑戦したい
という前に進もうとする自分と、
また傷つくかもしれない
あの痛みはもう嫌だ
という守ってくれる自分。
この二つを敵同士にしないことが大切です。
どちらも大切なあなた自身だからです。
理解を深めるための方法
書くことで「心の整理」が進む
頭の中だけで考えると、
恐れはどんどん大きくなります。
そこで役立つのが
ノートに書く
という方法です。
今日怖かったこと
なぜ怖いと感じたのか
体のどこが緊張したか
過去のどの出来事とつながっていそうか
こうしたことを文章にして書き出すことで
頭と心が整理され、
恐れの正体が見えてきます。
これは
対話
ジャーナリング
とも言われる方法で、
心理学でも効果があると認められている方法です。
書くことで
「自分と向き合えるスペース」ができます。
このスペースが、前へ進む余白となります。
過去の失敗を「間違い」ではなく
その時のベストだったと受け止める
失敗恐怖ブレーキを強くする原因の一つが
過去の自分を責め続けることです。
あの時の行動は間違いだった
もっと上手くできたはず
やらなきゃよかった
こう思うと、心は余計に固くなります。
でも、本当は逆なんです。
その時のあなたは
その瞬間の自分にできるベストを尽くしていました。
だから
あの行動は間違いではない
あれはあの時のベストだった
と捉え直すことで、心は軽くなります。
結果ではなく
勇気を出して挑戦した“行動そのもの”に
自分で〇をつけてあげるのが大事なんです。
恐れの回路を書き換える
小さな成功体験を積み重ねる
恐れは
挑戦イコール危険
という脳の誤学習で起きています。
これを上書きするには
小さな成功体験
が一番効果的です。
成功といっても
大きな成果じゃなくて大丈夫です。
三千円のものを五百円で提供してみる
SNSに一つ投稿してみる
知り合いにフィードバックをもらう
好きなテーマで無料公開してみる
何でも良いんです。
五百円でも受け取れた
一つ投稿できた
一人に届けられた
これらはすべて成功体験です。
この積み重ねが、脳に
挑戦しても大丈夫
という新しい回路を作ってくれます。
失敗恐怖ブレーキは味方
あなたを守る防御本能だった
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
失敗恐怖ブレーキは
あなたを苦しめる存在ではなく
あなたを守ってきた優しい味方です。
だから
恐れがある自分を責めなくていい
動けない自分を否定しなくていい
怖がりな自分もあなた自身の一部
と受け止めてあげてください。
あなたが過去の自分を責めるのをやめた瞬間、
未来のあなたが動き始めます。
少しずつで大丈夫です。
小さな一歩でいいんです。
あなたの挑戦を、これからも心から応援しています🌈
